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小・中学校の部活運営(2)

 前回から「小・中学校の部活運営」というテーマで進めることにしています。「高校・大学・一般」と「小・中学校」の部活動の違いに着目し,よりよい部活動運営が多くのバスケットボール部で行われることを目指しています。「バスケットボールの指導書」は書店にあふれているのに,「バスケットボール部の運営指導書」は目にしたことがありません。そんな部分に言及していくテーマです。

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 バスケットボール部における「高校・大学・一般」と「小・中学校」を比較すると,両者に大きな違いが三つあると話しました。今回はその一つ目『スタッフ』の違いについてです。

小・中学校の『スタッフ』は主に学校の職員(教員)が中心となっています。小・中学校における教員は,授業の準備・行事の準備・事務処理・会議・突発的な生徒の相談などなど,多忙を極めます。しかも,部活動は勤務時間に含まれておらず「奉仕の心」によって支えられています。学校の事情により,バスケットボールを全く分からない人が担当になっている場合もあります。この点が「高校・大学・一般」のチームと比較したときに大きく違うのです。


 整理しますと
(1)指導に当てる時間が少ない
(2)本来の勤務ではない
(3)バスケットに関する知識があると限らない
 というのが大きな問題です(細かい問題は,他にもたくさんありますが・・・)。部員や保護者は,テレビ等で見るような「高校・大学・一般」のチームを率いる監督を頭の中に描いているので,大きな誤差が生じるのです。それでは,どのように解決していくと良いのでしょうか。



 ポイントは「状況と熱意」を伝えることになると思います。「状況と熱意」を伝えず(または伝えられず),現状を嘆いてばかりいる指導者や,全く意に介せずにどんどん部員や保護者との関係の溝が深まっている指導者が結構多いと感じます。工夫として考えられるのは,練習計画表に「練習計画」「学校行事」以外の「テスト作成校内〆切」とか「職員会議」,「学年の打合わせ」など,表に出せる限りの情報を盛り込ませることです。これにより「今日は何でこないのだ?」とか「監督はいつも来ない」という部員と保護者のストレスを少し緩和できます。その工夫の上で,できる限り練習の場所に顔を出し,子供たちに声をかけ,適切な指導を行うようにします。「子供たちだけでもできる練習メニュー」を工夫し,その部分に関しては責任を持たせることも考えられます。時間がないなりにもバスケットのことを勉強していることが自然に伝えられるようにしたいものです。また,「いや~練習に行けなくて・・・」という言葉はできるだけ使わない方が良いでしょう?
私が良くやったことは「練習メニューの工夫」でした。「監督がいないと100%の力でやる気にはならないと思うけど,70%よりも下には下がらないように頑張ってみてね」と声をかけて取り組ませました。日々の取り組みでの信頼関係構築がとても重要になってきます。

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コメント

私も、もんもんさんの意見に同感です。
バスケを知らない先生が、指導者になる事・・結構、多いようです。私のスポ少では、外部コーチを採用しています。子供達の技術指導、団の運営、父母達との関係、など、それぞれにスタッフを置いています。
お陰で、今はスムーズに運営していますよ。

投稿: ゆー吉 | 2007年2月 2日 (金) 11時17分

>ゆー吉さんへ
 コメントありがとうございます。
 ゆー吉さんのところようにスタッフが置けるのは理想ですね。とても良い運営方法だと思います。勉強になりました。
 今後も良い情報がございましたら,よろしくお願いします。

投稿: もんもん | 2007年2月 2日 (金) 18時39分

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