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小・中学校の部活運営(3)

 「小・中学校の部活運営」というテーマで進めています。よろしければ前回・前々回の分もお読みになって下さい。「バスケットボールの指導書」は書店にあふれているのに,「バスケットボール部の運営指導書」は目にしたことがありません。そんな部分に言及していくテーマです。

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 バスケットボール部における「高校・大学・一般」と「小・中学校」を比較すると,両者に大きな違いが三つあります。今回はその二つ目『選手・部員』の違いについてです。

 「高校・大学・一般」の選手・部員は自分の力量が分かっています。したがって,そのチームに存在している自分の役割が理解できます。ところが「小・中学校」の選手・部員は「自分も試合に出たい」が最優先されますので,「ベンチでの応援」や「選手をサポートする裏方の仕事」は,『自分の意に反して周囲から強制されるもの』となっています。スタッフや試合に出ている人から見ると「ベンチでの応援」や「選手をサポートする裏方の仕事」は『当然のこと』ととらえています。ベンチに座っている人は『自分の意に反して周囲から強制されるもの』と考えているので,人間関係に溝ができやすい状態と言えます。



 したがって,小・中学校のチームで練習試合や招待試合が増えて試合に出るメンバーが固定化されている状態では,『チームは危機的な状態に近づいている』と指導者は考えていなければなりません。

 ところが,次の試合に向けて頭がいっぱいだったり,勝敗や成果の出来不出来で頭がいっぱいだったりするのです。もっとも,危険なのは「出場メンバーが固定化され,練習試合や招待試合で勝ち進んでいるようなとき」です。指導者は「自分の指導に自信を持ち,これが正しいチームの状態である」と認識してしまいます。その裏で,試合に出られない多くの選手・部員たちの不満が増大していることを見落としがちなのです。
 極限状態になると,指導者や試合に出ているメンバーの「何気ない一言」で発火し爆発があり得ます。
 つまり「小・中学校」のチームでは「高校・大学・一般」に比べて,『試合に出せない子(子どもの立場では「出してもらえない子」)』に対する配慮・優しさが大変重要なのです。この配慮を怠ると,子どもの不満は保護者の不満となり,(子ども対子ども)(保護者対保護者)(子ども対指導者)(保護者対指導者)という同時多発的な問題となり収拾が付かなくなります。

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